商品名 | 生産国 | 素材 | サイズ |
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小鹿田焼 8寸菓子鉢 | 日本/大分 | 陶器 | 約Φ230×H70mm |
– はじめてお使いになる前に –
はじめにお使いになる前に、ぬるま湯に10分ほど、焼締め(釉薬のかかっていないもの)は1時間ほど水に浸してください。土を落ち着かせ、汚れの染み付きを少なくします。
久しぶりにお使いになる場合も同様です。
– 日々のお手入れ –
- ○ 毎日お使いになる中で、器は水分を含んで少しずつ強くなります。お使いになる前に、ざっとぬるま湯にくぐらせることをお勧めします。
- ○ ご使用後は、長時間水に浸したままにせず、薄めた中性洗剤またはぬるま湯でできるだけ早く洗い、十分に乾燥させてからおしまいください。
- ○ 電子レンジ、食器洗浄器のご使用はお避けください。
- ※ こちらの商品は全て1点1点風合が異なる商品です。
- ※ 商品に在庫がある場合、商品写真と実際お届けする商品の風合いは多少異なる場合がございますので、商品の特性をご理解いただいたうえ、ご注文ください。
小鹿田焼 Ontayaki
大分県 Oita Pref.
大分県日田市の山里「小鹿田」は300年もの間、9軒(2019年2月までは10軒)の窯元により守り続けられてきた陶郷です。地元の山の土を使い、谷川の力を借り唐臼で土をつき、登窯で焚きあげるまで、全工程を昔ながらの手作業で行われる小鹿田焼の器。
美しいとび鉋の模様はもちろん、底部を小さくし重心を上に置いた独特のバランスも、
きめが細かく割れやすいという土の特性から生まれた小鹿田焼ならではの特長です。
【小鹿田焼の歴史】
小鹿田焼の開窯は江戸時代中期。筑前の国小石原焼の陶工・柳瀬三右衛門と日田郡大鶴村の黒木十兵衛によって始められました。これに小鹿田地域の仙頭であった坂本家が土地の提供者として加わり、今日の小鹿田焼の基礎が築かれました。 昭和6年には民芸運動の指導者・柳宗悦氏がこの地を訪ね、その伝統技法と素朴な作調賞揚、また昭和29年・39年には、英国の陶芸家バーナードリーチ氏も来山し作陶、平成7年には国の重要無形文化財保持団体の指定を受るなど、多方面から高い評価を受けてきました。 今後も集落の谷川でのんびりと陶土をつき続ける唐臼(からうす)のように、恵まれた自然環境の中で、庶民の陶器の伝統を後世に伝うべく、永い歴史と伝統を守りながら、じっくりと手仕事に取り組んでいます。